令和6年10月4日に発生した脱線事故による運休が続き、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
現在、取り組んでいる大原~大多喜駅間の復旧については、事故後、直ちに事故現場や老朽化が著しいところから補修に取り組むとともに、JR東日本をはじめとした専門的な知見を有する関係機関等と連携しながら、安全確保に万全を期すための対策について詳細な検討を行ってきたところです。
このたび、これまでの検討を踏まえ、大原~大多喜駅間の復旧については、令和9年秋頃までの運行再開を目指すことにしましたのでお知らせします。
また、その復旧費用については、代行輸送費用も含め、約14・5億円程度が見込まれており、必要な経費に対する支援を県や関係市町に要請しました。
なお、大多喜~上総中野駅間については、今後、復旧等の費用や期間に係る調査を進めていきます。
運休期間が長期化し誠に申し訳ございませんが、復旧までの間の代行輸送をしっかりと確保しながら、安全対策の徹底を図るよう引き続き全力を尽くしてまいりますので、どうか御理解くださいますようお願い申し上げます。
いすみ鉄道株式会社
夷隅郡大多喜町大多喜264
代表取締役社長 古竹孝一