ご挨拶
平素より いすみ鉄道をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
弊社は国鉄木原線より30数年前にいすみ鉄道として開業し、令和3年3月末に乗車人員2000万人を突破いたしました。これもひとえに地域の皆様そしていすみ鉄道を支えて頂いた社員、支援者、ファンの皆様のおかげであり、深く感謝申し上げます。
しかしながら経営を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、少子高齢化による沿線人口の減少、また近年は台風、豪雨の被害、そして感染症による人口移動の自粛など問題は山積しております。
今一度どう安全と安定を確保し、鉄道輸送、鉄道の旅を演出するのか、そして鉄道会社はどうあるべきかを真剣に考え、社内そして地域自治体と一丸となって次世代の第三セクターとして存在出来るように立ち向かっていく必要があると考えております。
先代社長は「ここには、なにもないがあります」という名言を残しました。
引き継いだ私は、この地域には「何もないから出来ることだらけであり、ここには人間の本質である澄み切った心を整えるリセットボタンがある」と感じています。
それゆえに心を取り戻すために、みんな何度も訪れて日常を見直す小さな旅・小さな鉄道がここにはあるのです。
さらにこの地域は働き方改革の追い風もあり、心豊かに生活しようという移住者も増えております。そう言った意味ではこの地域、このいすみ鉄道には地方創生という名の下、沢山の企業、地域住民、移住者との連携を行い、まだまだ打つ手があると感じております。
これからのいすみ鉄道は、地域の皆様に情熱を持って打ち解けていき、お互い理解しながら手を取り合って巻込み・繋がり、長く寄り添える存在でありたい。そして新しい公共交通の形を考え、持続可能な地方鉄道を提供できるように努力し続けて参りたいと思います。
そして、乗るだけの公共交通ではなく、どのような立場であろうと繋がりを大切にして豊かな地方の取り組みを一緒に考えられる存在になり、歩んで参りたいと考えております。
これからもどうぞ末永くいすみ鉄道を一緒に愛して頂きますようによろしくお願いいたします。 最後に残れる鉄道、残せる愛ある鉄道(Isumi Rail=IRアイアール)に育てて行きたいと思います。
いすみ鉄道株式会社
代表取締役社長 古竹 孝一
会社概要
商号 | いすみ鉄道株式会社 |
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所在地 | 〒298-0216 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜264 |
TEL | 0470-82-2161 |
FAX | 0470-82-2249 |
代表者 | 古竹 孝一 |
資本金 | 授権資本 4億円 払込資本 2億6,900万円 |
設立 | 1987年7月7日 |
営業開始 | 1988年3月24日 |
会社の目的 | 鉄道事業法に基づく第1種鉄道事業及び第2種鉄道事業 鉄道及び自動車運送事業者からの乗車券類の販売及び出改札業務の受託 旅行業法に基づく旅行業 広告業 前各号に付帯関連する一切の事業 |
営業キロ/区間 | 営業キロ 26.8キロメートル 区間 大原~上総中野間 駅数 14駅 |
従業員数 | 30名 |